堀内栄吾みるい日記

ランニング、旅、料理その他もろもろ

平成31年1月12日 何もせず寒さを耐える

5時半起床。体重測らず。走らない
 
贅沢な生活の罪悪感
この日は何もせずに過ごした。本当の意味で何もしていなくて、ご飯を食べるために外に出てそれ以外は寝ていた。このような生活をするとなぜか罪悪感が生まれるのだが、おそらくその罪悪感は贅沢な時間の使い方であるからだと思う。現代人は日々の生活を「なんかしら生産性のあるものにしなければならない」という考え方に侵されている。ほとんどの人は生産性のある行動などできるはずもないにもかかわらず、今日は何をして自分は成長しただの、これは仕事に使えるスキルアップにつながるだのといったことを、当たり前のように無意識に考えているはずだ。それが結局は何かに追われているような息苦しさにつながっていくのだと思う。私見だが電車の駆け込み乗車はなぜなくならないのかは、根底にはこの感覚が根っこにあるからではないだろうか。言葉に直すと「生産のための脅迫」とでもいうのか、他には「すばらしいとやらの生活へのあこがれ」とでもいうのか。社会学者がこのようなことを考えているだろうと思うので機会があったら書籍を読んでみたい。